令和6年11月 すきっぷ広場ってどんなところ?
すきっぷ広場は、乳幼児健診等で保健師より紹介があったお子さんを対象に活動しています。自由遊び、親子体操、おやつ、絵本の読み聞かせなどを行い、親子で楽しく遊ぶ場を提供しています。
すきっぷ広場では、次の3つのことを大切にしています。
◎親子で楽しい時間を過ごそう
子どもと一緒にふれあい遊びや体を使って遊ぶ経験を積み、親子で楽しい時間を過ごせるようにしています。
◎経験を積んで、できることを増やそう
活動の中にお友だちへの興味や関心をもち、遊びの幅を広げられるようにしています。また、準備や片付けなどできることが増えるような声かけ、お手伝いをします。
◎安心して相談できる場を提供
気軽に子育ての相談ができる場となるよう心がけています。活動時間中に保護者交流会を実施し、保護者同士のつながりを深めるとともに、職員が個別に子育ての悩みを伺います。
遊びや経験を通して「嬉しい!」「できた!」を感じ、「もっとやりたい!」という気持ちを育てられるようにしています。
令和6年10月 制作活動の様子(あゆみ学園 放課後等デイサービス)
あゆみ学園の放課後等デイサービスでは、運動教室や親子で参加する制作活動を行っています。
今回は陶芸と物づくりの教室を紹介します。
【陶芸教室】
毎月第二土曜日に、陶芸教室を行っています。3か月かけてひとつの作品を完成させます。粘土から自分が作りたいとイメージしたものを形にし、色付け、やすりがけなど、さまざまな工程を経て作品が完成します。
陶芸はただ楽しいだけではなく、土をこねて成型する過程は手指や上肢の筋力・感覚を養います。出来上がりのイメージに沿ってデザインする過程は、脳を活性化させ、認知機能向上に役立ちます。また、ボランティアの方や一緒に参加する子とコミュニケーションをとることで、作品づくりから関わりの経験にもつながっています。
【物づくり教室】
4か月に1回、第三土曜日に物づくり教室を行っています。季節に合った作品の提案をし、イメージしたものを形にできるよう、親子で仕上げていきます。
物づくりのいいところは、時間を忘れて制作に没頭できるところや、達成感を得られるところです。また、教室に参加することで、お子さんの興味関心を広げられる事を目指しています。参加してくれるお子さんは集中して作品作りに取り組んでくれています。完成すると、「できた!」と笑顔で職員に作品を見せてくれ、大切そうに持って帰っています。
令和6年9月 スライムを使って感覚遊び(あゆみ学園 児童発達支援)
今年の夏から秋にかけて、あゆみ学園ではスライムを使って感覚遊びを楽しみました。活動の目的は大きく分けて次の三つです。
■注意力・思考力・想像力を高める
材料の入れ方、扱い方に気を付ける事で注意力や思考力を高めていきます。また、「どんな硬さになるかな?」「色を2つ混ぜたら何色になるかな?」などと予想することで想像力を高めます。
■感覚へのアプローチ
感覚は「学びの土台」「発達の土台」と言われています。手指を動かしたり、触れたりして得られる感覚は脳の栄養素として子どもの発達に大きな影響をもたらします。道具を使って材料を混ぜる、スライムをちぎる・こねるなどの動作が手指の発達を促します。スライムの「ぷにぷに」「冷たい」といった感触を味わうことが感覚機能の発達を促します。また、感覚刺激を求めるような(感覚探求)行動が見られるお子さんが心地良い感覚刺激を十分に得る機会にもなります。
■周りの様子に気付く
お友だちと一緒に作業をして楽しさを共有したり、お互いの作品を見せ合う時間を設けたりすることで、他者に興味を持つ、人との違いに気付くことへのきっかけを作ります。
スライムを完成させるという結果も大切ですが、完成させるまでの過程に意義があります。
スライムを手でこねる工程では、「気持ち良い」と感触を味わったり、形を作ったり、少しちぎってお友だちと交換するなどして楽しんでいました。スライムの他にも、スクイーズを触ったり、泥団子遊びをしたりすることで感覚遊びを楽しむことができます。気軽に楽しく取り組みやすいものなので、ぜひ取り入れてみてください♪
令和6年7月 夏休みの行事予定表を掲載します!(第二あゆみ学園 放課後等デイサービス)
令和6年6月 新しい遊具が来ました!(第二あゆみ学園 児童発達支援)
飛騨信用組合から遊具を寄付していただき、5月27日に贈呈式がありました。今回は寄付していただいた遊具を2つ紹介したいと思います。
【バランスストーン】
飛び石をイメージした遊具で、デコボコの表面が足裏をマッサージしたり、足元をよく見て遊んだりすることで、子どものバランス感覚や注目する力等が育まれます。
落ちないようにブロックを見て渡るよ!➡
【サイバーホイール】
適度な弾力の壁にしっかりと守られた空間の中で、でんぐり返りや横転、ぶつかったり、自分で転がしたりなど、全身をつかっていろいろな動きができる遊具です。バランスをとろうとすることで、平衡感覚や筋力、集中力なども鍛えられます。
令和5年10月17・18日、第二あゆみ学園にて絵の具遊びを行いました!
最初は手が汚れる事をためらうお子さんもみえましたが、時間の経過とともに自分の手足に絵の具をつけ、ハンコのように紙に押して楽しむ子どもさんや、筆や刷毛を使って虹や海を自分なりに表現する子どもさんなど、それぞれ楽しみながら参加できました。
今回の絵の具遊びでは、絵の具を手足で感じる感触(触覚)、目から感じる色とりどりの色彩(視覚)…といった感覚遊びを楽しみました。お友だちと絵の具の貸し借りや、絵の具がついた手を得意げに見せたり、色が混じり合った様子を見て「きれいだね」と笑い合ったりといったコミュニケーションの経験を積むことができました。